ジュベルックは、肌のハリや弾力を取り戻し、美しい肌へと導く施術として注目されています。

しかし、ジュベルックに限らず、美容医療にはダウンタイムが伴うものです。

どのような症状が現れるのか、どれくらいの期間で治るのかなど、具体的な情報を知りたい方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ジュベルックのダウンタイム期間や症状を施術方法別に紹介します。

施術後の過ごし方や症状の軽減方法も紹介するため、ジュベルックを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

ジュベルック（Juvelook）のダウンタイム期間と症状

ジュベルックのダウンタイムは、どのような方法で薬剤を注入するかによって異なります。

ジュベルックの代表的な施術方法は、次の3つです。

• 手打ち（局所注射）
• 水光注射
• ポテンツァ

ここからは、ジュベルックのダウンタイム期間や症状を施術方法別に紹介します。

手打ちの場合

手打ち（局所注射）は、医師が直接肌に注射針を刺して、ジュベルックを注入する方法です。

特定の部位にピンポイントで注入できるため、目の下、おでこ、頬、首など、局所的な注入に適しています。

手打ちの場合のダウンタイム期間は、注入量や注入部位によって変わりますが、1～3日程度と短めです。

ダウンタイム中は、次のような症状が出る可能性があります。

• 赤み
• 腫れ
• むくみ

施術直後は、注射痕が一時的に残ることがあるものの、通常1週間程度で徐々に消失していきます。

傷の回復を妨げないためにも、施術部位にはなるべく触れず、清潔に保つよう心がけてください。

水光注射の場合

水光注射は5～9本の針がついたマシンを使用し、針先からジュベルックを直接肌に注入する方法です。

ヒアルロン酸やトラネキサム酸などの薬剤も同時に注入できるため、肌全体の潤いやハリツヤアップに効果が期待できます。

水光注射の場合のダウンタイム期間は、1日～数日程度が目安です。

ダウンタイムの長さは、針の深さや施術部位、肌の状態などによって変わります。

水光注射のダウンタイム中の代表的な症状は、次のとおりです。

• 赤み
• 腫れ
• 内出血
• 熱感
• ツッパリ感
• 針による傷跡

施術後に内出血や針の跡が生じることもありますが、ファンデーションやコンシーラーなどでカバーできる程度です。

また赤みや腫れが強く出ている場合は、冷やすことで緩和できます。

ポテンツァの場合

ポテンツァは針先から高周波を照射し、ドラッグデリバリーシステムで均一に薬剤を浸透させる方法です。

薬剤を真皮層まで効率的に届けられるため、ジュベルックの効果を最大限に引き出せます。

ポテンツァのダウンタイム期間は、針の深さ設定と肌の状態により異なりますが、数時間～数日程度が目安です。

ダウンタイム中は、次のような症状が出る可能性があります。

• 赤み
• 腫れ
• 内出血
• 熱感
• ヒリヒリ感
• 乾燥
• かさぶた

赤みは施術当日に顕著に現れますが、翌日には大部分が引く傾向にあります。

ジュベルック（Juvelook）のダウンタイム中の過ごし方

ジュベルックの施術後は、肌のバリア機能が低下するため、外部刺激に対して敏感な状態になっています。

ダウンタイム中は医師の指示を守り、施術部位を清潔に保つことが大切です。

また保湿や紫外線対策など、 丁寧なケアを心がけることで、施術の効果を高められるでしょう。

ここからは、ジュベルックのダウンタイム中の過ごし方について解説します。

施術した部位を触らない

施術後の肌は針穴が開いている状態のため、患部を触らないよう心がけましょう。

施術部位に接触して細菌が入ると炎症を悪化させたり、感染のリスクを高めたり、また、腫れや内出血を悪化させたりする可能性も考えられます。

症状の悪化を防ぎ、施術効果を安定させるためには、肌に余計な刺激を与えないことが大切です。

とくに洗顔時やメイク中は、患部への摩擦が起きやすくなります。洗顔時は患部を強くこすらないよう注意し、メイク時は患部への摩擦を避けるために、下地やファンデーションなどは薄く塗ることがポイントです。

保湿や紫外線対策をする

ジュベルック施術のダウンタイム中は、保湿と紫外線対策を徹底しましょう。

施術後は肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすくなります。

保湿すると肌が乾燥しにくくなり、バリア機能の回復を促せるため、ダウンタイム症状の軽減に役立つでしょう。

エアコンの風が直接当たる場所を避け、加湿器を使用するなど、乾燥しやすい環境を避けることが大切です。

また紫外線は肌の老化を早め、シミやそばかすの原因になります。

とくに施術後の肌は紫外線に弱いため、日焼け止めクリームや日傘、帽子などで紫外線対策をおこなうことが大切です。

保湿と紫外線対策を徹底し、ダウンタイム期間を短縮させましょう。

入浴や運動に制限がかかる

ジュベルックのダウンタイム中は、入浴や運動に制限がかかります。

熱いお湯や激しい運動によって体温が上昇すると、血行が促進され、腫れや赤みが悪化する可能性があるためです。

施術当日は入浴を避け、ぬるめのお湯のシャワーを短時間するのがよいでしょう。

激しい運動やサウナ、過度な飲酒は、肌の炎症を悪化させる可能性があるため、施術後1週間は避けましょう。

ただし、散歩などの軽い運動であれば、医師の指示のもとでおこなえることもあります。

ジュベルック（Juvelook）のダウンタイム症状を軽減する方法

ジュベルックのダウンタイム中は、赤みや腫れ、内出血などが現れることがあります。

ダウンタイム中の症状を軽減させたい場合は、患部を冷やし、注意事項を守ることが大切です。

ここからは、ダウンタイムの症状を軽減させる方法について詳しく解説します。

患部を冷やす

患部を冷やすことは、ダウンタイム症状でよくある赤みや腫れを軽減するうえで有効な手段の一つです。

冷やすことで血管が収縮し、赤みや腫れを抑える効果が期待できます。

また、冷やすと痛みや不快感が和らぐため、痛みが強く出ている場合にも効果的です。

患部を冷やす際は保冷剤をタオルで包み、直接肌にあてないように注意しましょう。

また冷やしすぎると凍傷になる可能性があるため、一度に長時間の冷却は避けます。

ただし、患部の冷却は、あくまでも症状の緩和に過ぎません。症状が改善されないケースや、悪化していると感じた場合は、医師の診察を受けてください。

注意事項を守る

施術後の肌は、外部刺激に対して敏感な状態です。

注意事項を守らないと炎症反応が強くなり、赤みや腫れが長引いたり、悪化したりなどの可能性があります。

具体的には次のような点に注意しましょう。

• 施術部位を触らない
• 入浴や洗顔、メイクは当日NG
• 激しい運動やサウナ、温泉を避ける
• 乾燥を防ぐために保湿をおこなう
• 紫外線対策を徹底する
• 肌に刺激となる製品の使用を控える

医師の指示に従って注意事項を守り、適切なアフターケアをおこなうことで、ダウンタイム症状の軽減につながります。

また注意事項を守ることは、ダウンタイムの軽減に役立つのみでなく、ジュベルックの効果を最大限に引き出すためにも欠かせません。

万が一、施術後に気になる症状が出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。

ジュベルック（Juvelook）の施術の流れ

ジュベルック施術は、一般的に次のような流れでおこなわれます。

1. 診察
2. 洗顔
3. 施術
4. アフターケア

施術時間は、麻酔の有無や施術範囲によって異なるものの、30分～1時間程度が目安です。

2時間程度かかる場合もあるため、時間に余裕を持って来院しましょう。

ここからは、ジュベルックの施術の流れを紹介します。

1：診察

施術前に医師が肌の状態を診察し、ジュベルック治療の適応であるか判断します。

治療に適している状態と判断されたら、施術を受ける部位、希望する効果、過去の治療歴、アレルギーの有無などについて医師と相談しましょう。

体質や健康状態、肌の状態によっては施術を受けられない場合もあるため、医師との診察では正直に伝えることが大切です。

医師の診察後は、ジュベルックの仕組みや効果、リスク、副作用などについて医師から説明を受けます。

ジュベルック治療に関して疑問や不安がある場合は、カウンセリングや診察の時点で相談しておきましょう。

2：洗顔

カウンセリングと診察後は、パウダールームで洗顔します。

施術前に洗顔する理由は、肌に汚れや化粧品が残っていると、施術の効果が低下する可能性があるためです。

清潔な状態で施術を受けるためにも、クリニックの指示に従って適切に洗顔しましょう。

洗顔後は痛みを和らげる措置として、施術部位に麻酔クリームを塗布し、30分～1時間程度待ちます。

なお、麻酔クリームの使用は必須ではないため、不要な方は医師に伝えましょう。

3：施術

麻酔クリームが効いてきたら、手打ち、ポテンツァ、水光注射などで薬剤を注入していきます。

注入の深さや量は、痛みの度合いや症状、治療部位によって調整します。

麻酔クリームを塗布している場合、我慢できないほどの痛みを感じることは基本的にありません。しかし、人によっては針の刺激を感じることがあるため、我慢できない場合は医師に伝えましょう。

施術時間は施術部位の広さによって異なりますが、30分～1時間程度が目安です。

4：アフターケア

施術後は、注入方法に合った処置を受けたら帰宅できます。

施術当日は肌に針穴が開いている状態のため、シャワーで済ませましょう。

入浴や洗顔、メイクなどは、翌日から可能です。

また、施術後の肌はデリケートで、外部刺激を受けやすい状態になっているため、保湿と紫外線対策を徹底してください。

白金ビークリニックではエトレベルを注入可能

ジュベルックは肌のハリや弾力を高めるのに役立つ施術ですが、さらなる効果を求める方にはエトレベルがおすすめです。

エトレベルはジュベルックの進化版と呼ばれており、コラーゲン生成に役立つポリ乳酸（PDLLA）が2倍の濃度で配合されています。

エトレベルを取り扱っているクリニックはいくつかありますが、なかでもおすすめなのが白金ビークリニックです。

ここからは、ジュベルックの進化版であるエトレベルの特徴と、おすすめの白金ビークリニックの魅力についても解説します。

短期間で効率的に美肌を目指したい方、クリニック選びで失敗したくない方は、ぜひチェックしてみてください。

ジュベルックの進化版で濃度が2倍

エトレベルとジュベルックは、どちらもコラーゲン生成を促す「ポリ乳酸（PDLLA）」を主成分としています。

それぞれの大きな違いはPDLLAの濃度で、エトレベルにはジュベルックの2倍の濃度で配合されていることが特徴です。

PDLLAの濃度が高い分、コラーゲンを生成させる働きが強いため、より効率的かつ効果的に肌悩みに対してアプローチできます。

さらに、エトレベルはジュベルックよりも生体適合性が高く、アレルギー反応などのリスクが低い点もメリットです。

さまざまな理由から、エトレベルはジュベルックの進化版と呼ばれています。

エトレベルの高いコラーゲン生成効果を体感したい方は、白金ビークリニックに相談してみてください。

白金ビークリニックは、1回ずつの効果にこだわったオーダーメイド治療と手厚いカウンセリングが強みです。

白金ビークリニックのカウンセリングは、カウンセラーを一切入れず、医師または美容看護師が担当するため、美容医療がはじめての方でも安心して受診できます。

エトレベルについて詳しく知りたい方や適切な治療計画を立ててほしい方は、ぜひ白金ビークリニックの無料カウンセリングを受けてみましょう。

主なリスクと副作用

エトレベルの注入後は、注射針によって次のような反応が出る可能性があります。

• 内出血
• 赤み
• 腫れ
• 痛み
• 熱感
• かゆみ
• ピリピリ感
• 乾燥

内出血はコンシーラーで隠せる程度、針穴は数日で目立たなくなるケースが大半です。

また数日間は肌がデリケートな状態となり、乾燥しやすくなるため、保湿と紫外線対策を徹底しましょう。

さらに施術部位はなるべく触らず、刺激を与えないことが大切です。

丁寧にケアをおこなうことで、肌の回復が早まり、ダウンタイム期間の短縮につながります。

ジュベルック（Juvelook）に関するよくある質問

最後に、ジュベルックに関するよくある質問を3つ紹介します。

効果の持続期間や費用相場、リジュランとの違いが知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

効果はどれくらい持続する？

ジュベルックの効果は個人差があるものの、約1年間持続するといわれています。

ジュベルックの主成分であるポリ乳酸（PDLLA）は、肌の中で徐々に分解されながらコラーゲン生成を促すため、効果が比較的長く続く点が特徴です。

なおジュベルックによる大きな変化を感じられるのは、施術3回目以降が目安です。

とくに毛穴の開きやたるみ毛穴、小ジワなどの改善が目的の場合は、複数回の施術が推奨されます。

具体的には月1回のペースで、3～4回程度の施術を1クールとするケースが一般的です。

効果の持続期間を長くしたい場合は、メンテナンスとして半年～1年ごとの追加施術をおすすめします。

費用相場は？

ジュベルックの費用相場は、次のとおりです。

施術方法	費用相場
手打ち（局所注射）	25,000～45,000円/1cc
水光注射	24,000～60,000円/1回
ポテンツァ	80,000～110,000円/1回

ジュベルック施術にかかる費用は、施術方法や注入量によって異なります。

たとえば手打ちによる注入の場合、部位ごとに必要な量が変わり、全顔の場合は2～4cc、両頬の場合は1～2cc、両目の下の場合は0.5～1cc程度が目安です。

広範囲であるほど料金も高くなるため、とくに全顔の施術を希望する方は、予算を多めに見積もっておくとよいでしょう。

またジュベルック施術は保険適用外であり、クリニックによって料金設定が大きく異なる点にも注意が必要です。

リジュランとの違いは？

リジュランとは、肌の再生と若々しい印象を目指す注入剤です。

ジュベルックとリジュランは、どちらも肌の見た目の年齢を下げるための注入治療ですが、成分や効果に大きな違いがあります。

	ジュベルック	リジュラン
主成分	ポリ乳酸（PDLLA）	ポリヌクレオチド（PN）
効果	・肌のハリ、弾力アップ ・毛穴の引き締め ・ニキビ跡の改善 ・シワ改善 ・赤ら顔の改善	・肌のハリ、弾力アップ ・シワ、小ジワの改善 ・くすみの改善 ・肌の水分量アップ
目的	肌のボリュームアップ	肌全体の修復
治療回数	月1回のペースで3回程度	2～3週間に1回のペースで4回程度
効果の持続期間	1～2年程度	6か月程度

ジュベルックはコラーゲン生成を促進し、肌のボリュームアップを目指す施術です。

一方、リジュランは肌の再生を促し、肌全体の質感を向上させる目的があります。

それぞれ特徴や効果が異なるため、自身の肌の状態や悩みに合わせて選ぶことが大切です。

まとめ

本記事では、ジュベルックのダウンタイム期間や症状を施術方法別に紹介しました。

ダウンタイムは、注入方法や肌の状態、肌悩みによって変わるものの、1日～数日程度が目安です。

施術後は肌のバリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなるため、医師の指示を守りながら過ごしましょう。

ジュベルックは肌のハリや弾力を高めるのに役立つ施術ですが、さらなる効果を求める方には、エトレベルがおすすめです。

エトレベルはジュベルックの進化版で、ポリ乳酸（PDLLA）が2倍の濃度で配合されているため、より高い効果が期待できます。

白金ビークリニックでは、エトレベルの注入が可能です。

1回ずつの効果にこだわったオーダーメイド治療を受けたい方は、ぜひ白金ビークリニックの無料カウンセリングを受けてみてください。