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美容の学び場

2024.11.28

ポテンツァには肝斑改善の効果がある?必要な治療回数や悪化させないコツを解説

ポテンツァは、肌に刺したマイクロニードルの針先から高周波エネルギーを照射する施術です。

あらゆる肌トラブルに対応できることが特徴で、セルフケアでは改善しにくい肝斑への治療効果も期待されています。

しかし、「本当に肝斑に効果があるのか」「何回施術を受ければよいのか」など、疑問を抱いている方も多いでしょう。

そこで本記事では、ポテンツァによる肝斑治療の効果、必要な治療回数などについて詳しく解説します

ポテンツァの施術を受ける際に注意すべき点や、治療を失敗しないためのコツも紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

ポテンツァは肝斑改善に効果がある?

ポテンツァは、肝斑で悩んでいる方におすすめできる治療法の一つです。

従来のレーザー治療とは異なるアプローチ方法により、肝斑の根本治療に期待できます

ここからは、ポテンツァで肝斑が改善される仕組みと、ポテンツァ治療をおすすめする理由について解説します。

肝斑専用チップで治療が可能

ポテンツァで使用するチップとは、ポテンツァに装着する交換式部品のことを指します。

症状や希望に合わせて専用のチップを使い分けることで、さまざまな肌悩みに対して的確なアプローチが可能です。

肝斑に対して肝斑治療専用のチップを使用し、針先から高周波エネルギーを照射します。

皮膚の浅い層にある「メラノサイト」周辺にエネルギーが届くと、肝斑やシミの原因となるメラニン色素の生成が抑制されます。

新しいメラニンが生成されにくくなることで、肝斑やシミの予防につながる仕組みです。

ただし、ポテンツァはすでに生じた肝斑の改善には向いていません。

レーザーで肌表面に出ている肝斑の色素を改善させ、ポテンツァで再発を予防するコンビネーション治療を推奨しているクリニックもあります。

そのため、ポテンツァは肝斑を作らない肌を目指すための施術といえるでしょう。

肝斑にポテンツァがおすすめの理由

肝斑治療にポテンツァをおすすめする理由は、次のとおりです。

  • 肝斑の根本治療が期待できる
  • 肝斑の悪化、白斑、再発などのリスクが少ない
  • 痛みを感じにくい
  • 副次的効果が期待できる

従来のレーザー治療の場合、すでにある肝斑の色素に反応するのに対し、ポテンツァは肝斑の原因に直接アプローチできます。

メラニンが生成される過程に直接作用するため、肝斑が作られにくい肌を目指せる点が大きな特徴です。

また、ポテンツァは従来の治療法とは異なり、メラニンを直接刺激しない施術であることから、肝斑の悪化や白抜け(白斑)、再発などのリスクも抑えられます。

リスクを抑えながら肝斑の予防治療が受けられる点は、ポテンツァの大きなメリットといえるでしょう。

さらに、ポテンツァの施術を受けると、コラーゲンやエラスチンの生成を担う線維芽細胞にも刺激を与えます。

肌のハリツヤ向上、肌質改善など、副次的な効果に期待できる点もポテンツァの魅力です。

肝斑にはポテンツァを何回受ければよい?

ポテンツァは1回のみの施術でも効果を実感しやすい施術です。

ただし、施術を繰り返し受けることで、肝斑に対してより効果的なアプローチができます。

ここからは、肝斑治療に必要な施術回数と頻度、効果の持続期間について解説します。

施術を受ける頻度

ポテンツァの推奨される回数や頻度は、クリニックによって異なります

肝斑治療の場合、2〜4週間に1回のペースで、計5~10回の施術が推奨されることが多い傾向です。

そもそも肝斑が生じるのは、皮膚の浅い層にある「メラノサイト」が活性化し、メラニン色素が過剰に生成されることが主な原因です。

施術を何回か繰り返して、徐々にメラニン色素を排出させていく必要があるため、5〜10回程度の施術が推奨されています。

また、2〜4週間程度の短い間隔で施術を繰り返すことで、より効果的にメラニンの排出が可能です。

ただし、適切な治療回数や頻度は、肝斑の程度、肌質、治療目標などによって異なります。

深い肝斑や広範囲の肝斑であれば、治療に多くの回数と時間を要する可能性が高いでしょう。

必要な施術回数は個人差が大きいことを理解し、根気強く治療を続けることが大切です。

効果の持続期間

ポテンツァによる美肌効果やリフトアップ効果は、1~3か月程度持続するとされています

一方、ポテンツァによる肝斑治療を受ければ、肝斑が生成される働き自体を抑えられるため、半永久的な効果が期待できます。

ただし、肝斑が再発する可能性はゼロではありません。

肝斑に対する効果を持続させたいのであれば、定期的に施術を受けることをおすすめします。

定期的に施術を受ければメラニンの生成を抑える効果が維持されやすくなり、肝斑再発のリスクを軽減できます。

また、治療回数を重ねることで効果が安定し、持続期間も延長できるでしょう。

効果を長持ちさせたい場合には、紫外線対策と保湿を意識してみてください。

紫外線はメラニンの生成を促進し、肝斑を悪化させる原因となることに注意が必要です。

外出時はUVクリームや日傘、サングラスなどを活用して、紫外線から肌を守りましょう。

ポテンツァで肝斑治療する際の注意点

ポテンツァは肝斑に高い効果が期待できる一方で、施術を受ける際にはいくつかの注意点があります。

ここからは、ポテンツァで肝斑を治療する際の注意点について解説します。

安全かつ効果的に治療を進めるために、リスクを把握して施術に臨みましょう。

副作用・ダウンタイムがある

ポテンツァのダウンタイム中には、次のような症状が生じる可能性があります。

  • ヒリヒリとした痛み
  • 熱感
  • 赤み
  • 腫れ
  • かさぶた
  • 色素沈着

ポテンツァの施術後は、高周波エネルギーによる熱刺激や組織の損傷により、痛みや赤み、熱感、腫れなどが生じます。

症状が落ち着くまで1週間程度かかることもありますが、1〜2日程度で収まる場合が大半です。

施術後に腫れが生じている場合は、就寝の際に頭を高くすると緩和できるため、枕の高さを調整するとよいでしょう。

施術後1〜3日程度経つと、針を刺した部分が乾燥してかさぶたになります。

かさぶたは1週間程度経つと自然に剥がれ落ちるため、無理に剥がさないようにしましょう。

なお、施術後は炎症反応や紫外線などにより、色素沈着が起こることがあります。

適切に処置をすれば徐々に薄くなり改善しますが、紫外線や摩擦などの外部刺激には注意してください。

肝斑が悪化するリスクがある

ポテンツァは肝斑に効果が期待できる一方で、適切な施術がおこなわれなければ悪化するリスクもあります。

ポテンツァで肝斑が悪化する原因のひとつは、肝斑モード以外のチップを使用したことによるものです

針の長さを誤ったり、誤った密度のチップを使用したりすると、十分な効果が得られないばかりか、症状の悪化を招く可能性があります。

また、強すぎる出力や、長時間に及ぶ照射なども肝斑が悪化する原因です。

過度な熱ダメージを受けることで、肝斑が悪化するほか、炎症や色素沈着を引き起こす可能性もあります。

施術後のトラブルを避けるためには、肝斑治療やポテンツァの施術経験が豊富なクリニックを選ぶことが大切です。

さらに、紫外線対策や保湿ケアなど、医師の指示に従ってアフターケアをおこなうことも重要です。

ポテンツァの肝斑治療で失敗しないコツ

ポテンツァで肝斑治療を受ける際には、次の3つのポイントを意識しましょう。

  • 1回のみの施術で止めない
  • ほかの治療を併用する
  • 慎重にクリニックを選ぶ

ここからは、ポテンツァの肝斑治療で失敗しないコツについて詳しく解説します。

1回のみの施術で止めない

肝斑治療を目的としたポテンツァは、比較的弱いエネルギー照射による施術です。

治療回数を重ねることで、徐々にメラニン色素を排出させ、肝斑が改善します。

ただし、肝斑の改善には計5〜10回の施術が必要で、施術を途中でやめると十分な効果を実感できません

肝斑を根本から改善したいのであれば、2~4週間に1回のペースで、計5~10回の施術を受けましょう。

短い間隔で治療を受けることで、徐々にメラニンの排出が促進され、症状が改善されます。

なお、適切な治療回数は、肝斑の程度や肌質、治療目標などによって異なります。

とくに深い肝斑や広範囲の肝斑であれば、より多くの治療回数が必要になるでしょう。

施術を何回受けるべきか知りたい方は、一度クリニックのカウンセリングで相談してみてください。

ほかの治療を併用する

ポテンツァ治療では、メラノサイトにアプローチしてメラニン色素の生成を抑え、肝斑が作られにくい肌を目指します。

肝斑を予防する効果は期待できますが、皮膚表面にある肝斑の色素に直接アプローチするわけではありません

そのため、すでにある肝斑を改善したい場合は、ほかの治療との併用が推奨されます。

ポテンツァと併用する肝斑治療として代表的なものは、レーザートーニングと呼ばれるレーザー治療です。

レーザートーニングでは、微弱な出力のレーザーを肌に照射して徐々にメラニンを減らしていくことで、表皮にある肝斑の改善を図ります。

また、肝斑治療のひとつに、トラネキサム酸を服用する方法もあります。

トラネキサム酸は抗炎症薬や止血剤として用いられていましたが、肝斑の改善薬としての効果も認められている成分です。

メラニンの生成を阻害して肝斑やシミを薄くする効果があるため、肌に透明感を与えるのに役立ちます。

レーザートーニングの照射とトラネキサム酸の服用により、ポテンツァの効果はより高まるでしょう。

慎重にクリニックを選ぶ

ポテンツァは肝斑治療に効果的ですが、適切な施術がおこなわれなければ十分な効果は得られません。

肝斑治療に適さない針の使用や熱刺激を受けることにより、症状が悪化する可能性もあるため、クリニック選びは慎重におこないましょう

クリニックを選ぶうえで重要なポイントは、主に次のとおりです。

  • 肝斑治療やポテンツァの経験
  • カウンセリングの丁寧さ
  • アフターケア
  • 料金体系
  • 口コミや評判

ポテンツァの施術実績が豊富で、肝斑に詳しいクリニックであれば、満足できる施術を受けられる可能性が高いでしょう。

また、カウンセリングで肌の状態や悩みを丁寧にヒアリングし、最適な治療計画を立ててくれるクリニックを選ぶことも大切です。

施術後のトラブルに対応できる体制が整っているかどうかや、定期的な経過観察を実施しているかなど、アフターケア体制も重要なポイントといえます。

アフターケア体制が整っているクリニックであれば、ポテンツァ治療を受けたことがない方でも、安心して施術を受けられるでしょう。

ポテンツァによる肝斑治療は白金ビークリニックがおすすめ

ポテンツァによる肝斑治療を検討している方には、白金ビークリニックをおすすめします。

白金ビークリニックは、美容皮膚科や美容外科のほか、保険診療もおこなっている総合メディカルクリニックです。

ポテンツァの症例数は年間1,000件以上と豊富な実績を誇るため、美容医療が初めての方でも任せやすいでしょう。

白金ビークリニックのポテンツァには、次のような特徴があります。

  • 1回ずつの効果にこだわったオーダーメイド治療
  • ダウンタイムが少ない
  • 手厚いカウンセリング

機械のオート設定や高周波の出力数、針の深さなど、細かい部分にこだわり、一人ひとりの症状に合わせた完全オーダーメイドの治療を提供しています。

また、針を刺した部位に高周波を照射して止血しながら施術をおこなうため、ダウンタイムの大幅な軽減が可能です。

なお、白金ビークリニックのポテンツァ(肝斑ケア)の料金は、次のとおりです。

RF肝斑ケア料金
全顔57,200円
肝斑部・頬のみ35,200円
気になる部位5×535,200円
※料金はすべて税込表記です。
※初診料3,300円(税込) 、再診料1,100円(税込) が別途かかります。

白金ビークリニックではカウンセリングを重視しています。

ポテンツァに関する疑問や不安がある方は、ぜひ一度相談してみてください。

ポテンツァの肝斑治療に関するよくある質問

最後に、ポテンツァの肝斑治療に関するよくある質問を3つ紹介します。

疑問や不安がある方は、クリニックのカウンセリングで直接相談してみてください。

痛みはある?

ポテンツァは、針による刺激と高周波エネルギーによる熱刺激が伴う施術です。

麻酔クリームの使用により物理的な痛みは軽減できますが、皮膚の深部にある真皮層には麻酔が効きにくいため、痛みを完全に軽減させるのは難しいかもしれません

また、ポテンツァは1回の施術で何度も肌に針を刺すことから、高周波による熱が皮膚に蓄積していきます。

そのため、治療回数を重ねるごとに痛みが強くなることがあります。

とくに、額や鼻、顎、フェイスライン、目元などの骨に近い部分は、痛みを感じやすい傾向です。

施術中に我慢できないほどの痛みを感じた場合は、施術者に遠慮なく伝えましょう。

肝斑の再発を予防できる?

ポテンツァは、肝斑の再発予防に効果が期待できる施術です。

従来のレーザー治療はすでに生じた肝斑の色素を破壊するのに対し、ポテンツァ治療はメラニンを生成するメラノサイトの働きを抑制します

新しいメラニンが生成されにくくなれば、肝斑が再発するリスクを抑えることが可能です。

また、ポテンツァは肝斑の再発のみでなく、症状の悪化や白抜け(白斑)などのリスクも抑えられます。

リスクを抑えながら肝斑治療が受けられる点は、ポテンツァの大きなメリットといえるでしょう。

韓国で治療を受けた方が安い?

ポテンツァ治療にかかる費用は、日本よりも韓国のほうがリーズナブルです。

クリニックにより異なりますが、韓国では1回25,000円程度でポテンツァ施術を受けられます。

韓国には美容クリニックが多くあり、価格競争が激しいことが理由です。

ただし、施術にかかる費用が安くても、航空券やホテル代、交通費、食費などの費用がかかります。

治療費以外の費用を考慮すると、日本でポテンツァを受けるほうが安く済むかもしれません。

また、韓国のクリニックであれば、施術後に適切なアフターケアを受けられない可能性があります。

一方、日本のクリニックなら、トラブルが起きた場合も迅速に対応してもらえるでしょう。

治療代の安さのみで判断せず、メリットとデメリットの両方を比較したうえで検討しましょう。

まとめ

本記事では、ポテンツァによる肝斑治療の効果、必要な治療回数などについて解説しました。

ポテンツァは肝斑の原因に直接アプローチするため、肝斑の再発予防に効果的であることが特徴です。

必要な治療回数は肌の状態によって異なりますが、基本的には繰り返し治療を受けることで、肝斑に対してより効果的なアプローチができます

ただし、ポテンツァにはダウンタイムが伴うほか、肝斑が悪化するリスクもあるため、慎重なクリニック選びが重要です。

ポテンツァによる肝斑治療を考えている方には、白金ビークリニックをおすすめします。

白金ビークリニックでは割引キャンペーンを定期的に実施しているため、お得にポテンツァを受けたい方はぜひ一度相談してみてください。

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